セレブ

セレブとの関わり

ココ・シャネルはその才能を、資産家の恋人や歌手、女優、貴族など、数々のセレブとの出会いや手助けによって開花させ、特別な人間としての地位を確立してゆきます。

このページではシャネルの成功に関わったセレブをご紹介しています。



エティエンヌ・バルサン:
無名時代のココ・シャネルを囲っていた資産家。

周囲の友人の後押しにより最初のココ・シャネルの帽子店にいやいや出資するも、自分の囲っている女性の自立に最後まで反対。

 

恋愛関係は途切れるが付き合いは長きに渡って続く。
ロイワルキューにあったエティエンヌの館で出会う数々の友人やその輪の中にいたのちの生涯愛す恋人となるアーサー・カペルの支援がシャネル設立につながる。



エミリエンヌ・ダランソン:
フランスのダンサーであり女優。その美貌から、名の知れた高級娼婦でもあった。ココ・シャネル以前のエティエンヌの愛人。

周囲に強い影響力を持つセレブでシャネルをはじめるきっかけともなった存在。

 

エティエンヌの屋敷に遊びにきた際に、ココ・シャネルが趣味で作っていた帽子のコレクションを見て気に入り、帽子店をオープンすることを勧める。

ココ・シャネルからプレゼントされた帽子を周囲の友人に自慢し、ココ・シャネルの名をPR。結果、ココ・シャネルの顧客リストを確保することにつながる。

はじめの帽子店をオープンするにあたっても率先して諜報活動を広げ、店を運営する店長を探してきたり、オープン前から自身も、その女友だちも争いあうように帽子を注文するなど売上げにも貢献。



シュザンヌ:

エティエンヌの友人マックスの愛人で、エティエンヌの館でココ・シャネルに出会う。

口べたなココ・シャネルに代わりエミリエンヌをうまく誘導し、出資を拒むエティエンヌにココ・シャネルの帽子屋オープンに出資させるためにも一役担う。



アーサー・カペル:
ココ・シャネルが一生涯愛す人物となる英国人青年実業家。

エティエンヌの館で出会い、エティエンヌから出資を断られ絶望に打ちひしがれているココ・シャネルを救い、金銭面の援助だけでなくシャネルブランドの成功に至るまで知恵やヒントを与えた存在。

アーサー・カペルはココ・シャネルが生涯最も愛した人で、結婚を切に願っていたが富も地位を得た彼はココ・シャネルよりも身分を得る(=貴族になる)ことを望み、イギリス貴族の令嬢との結婚を選択をすることになる。



ガブリエル・ドルジア:

エティエンヌの館で出会う女優の友人。

オペラの舞台に立つことになったドルジアの衣装に似合う帽子をココ・シャネルがデザイン。

舞台と共にこの舞台で使われた帽子が話題となり、ガブリエルの名と帽子店「シャネル・モード」が雑誌に掲載され、店に客が殺到するようになる。



ロスチャイルド男爵夫人:

当時、パリを代表するデザイナー「ポール・ポワレ」の元上客である血筋のよいセレブ。

リゾート地、ドーヴィルでコルセットを外した服(女性の新しいスタイル)を発表する際に、圧倒的な成功を収めて評判をパリに持ち込みヒットさせるため、セレブ層に幅広い人脈を持つロスチャイルド男爵夫人を顧客に取り込む策をカペルの知恵でほどこす。

狙いは見事に当たり、夫人は自分の仲間や貴婦人や女優を、次々とココ・シャネルの店に呼び込み、店にはセンセーショナルで人とは違う新しいものを好む華やかな客であふれる。

「一流のセレブに評判の店」ウワサは街に広がり店は大繁盛する。



ミシア・セール:

音楽家であり、フランス社交界の華ともいわれた一流のセレブ。

最愛の恋人、アーサー・カペルの死によって孤独にさいなまれるココ・シャネルを救った存在。

 

ロスチャイルド男爵夫人が紹介したセシル・ソレル主催の夕食の席でココ・シャネルはミシアに出会う。

ココ・シャネルの生涯にわたっての親友であり、恋や仕事のよき相談相手であり、ライバル。

多くの人脈を持つ彼女は夫セールをはじめ、ココ・シャネルを多くの芸術家や経済界の大御所と引き合わせシャネルの人脈構築、ブランド地位を高めさせる。

カペル以降のシャネルの大いなる成功はミシアの協力がなかったら成立しなかっただろうと言われる存在。



セルゲイ・ディアギレフ:
たくさんの王侯貴族をパトロンにし、世界中で公演を重ねたロシアバレエ団の主催者。

ココ・シャネルはミシアを通じてディアギレフのバレエ団を援助することになり、ピカソやジャン・コクトー、作家のラディゲなども彼を通じて出会う。

生涯を通じて交友を深めた友人。



ディミトリ・パヴロビッチ:

ロシア皇帝血縁の貴族で野生のピューマを思わせる長身の美青年。

シャネルのファッションに似合う香水を作りたいと願っていたココ・シャネルを「シャネル No.5」の調香を手掛けた、調香師エルネスト・ボーに引き合わせる。

 

約1年同棲生活を送るが、ディミトリはロシア再興のためアメリカ人の富豪令嬢と結婚することになり別れる。



エルネスト・ボー:

第一次大戦前までロシアにあった世界最大の香水メーカー、ラレー社で調香の指揮をとり、ロシア皇帝の専属調香師として名を馳せた一流の調香師。

爆発的なヒットでココ・シャネルを大富豪にし、誕生から80年以上も経った今もなお、世界で一番売れ続けているシャネルにとって初の香水「シャネル No.5」の調香を手掛ける。

〜白夜に浮かび上がる北欧の森の香り〜「シャネル No.5」
戦争が始まるとボーは祖国のフランスに呼び戻されて徴兵される。

銃を傍らに北欧に駐屯、夜営した際に不安な気持ちで眺めた白夜の森の、『この世のものとは思われないほどの美しさ』を香りに翻訳したのがNo.5と言われる。

晩年は不遇で、独り身のまま南仏で寂しく息を引きとった際、
誰も彼がNo.5の生みの親とは知らなかったという。

「香水の歴史はシャネル No.5以前と以後に分けられる」とも言われている名香。
Ernest Beaux



ウエストミンスター公爵:

イギリス国王ジョージ五世の従弟。
「カティ・サーク号」の持ち主で、世界中に館を持つヨーロッパ1の金持ち。

結婚を望んでいたココ・シャネルは公爵としばし交際するが、生まれながらに身分と財産を持っていた彼は、孤児であり、自由奔放で束縛を嫌うココ・シャネルとの結婚は望まず別れる。

 


シャネルと関わり合いのあったセレブ

ポール・ポワレ:
オートクチュールの創始者ウォルトの弟子として経験を積み、独立した20世紀初頭を飾ったフランス・ファッション界の草分け的存在。

初めてコルセットを外したデザインを生み出したデザイナーであり、クチュールの店では初めての香水"ロジーヌ Rosine"を発表するなど、ファッション史上画期的な役割を果した。

第1次世界大戦後、シャネルらの進出とともに時代に乗りきれず衰退。

20年代後半でデザイン活動は終わる。
晩年は妻子も彼のもとを離れ、貧困と病苦の中で、
44年、パリで死去。



サミュエル・ゴールドウィン:

ハリウッドの大プロデューサー。

ココ・シャネルに女優の衣装とプライベートの服のデザインを依頼するが、着やすく動きやすい服を信条としていたココ・シャネルに、華麗さとカメラ映えばかりを要求するハウリッド側とに亀裂が生じ仕事は決裂。

シャネルにとって仕事上、初めての失敗となる。



エルザ・スキャパレリ:
イタリア人のファッションデザイナー。

1930〜40年代にシャネルとともにパリのオートクチュール界の女帝として君臨した、最も創作力ある個性的なモード界のシュルレアリスト。

 

パリを征服したと言われたココ・シャネルに脅威の影を落とした存在。

スキャパレリのメゾンで働いていたデザイナーは、ピエール・カルダン、ジバンシーらがいる。

 

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